LTアジに何度か行くと、次に気になってくるのが ビシアジ釣り です。
「LTアジより大きいアジを釣ってみたい」
「走水や観音崎の良型アジを狙ってみたい」
「電動リールを使う本格的な船釣りにも挑戦したい」
「脂の乗った大アジを刺身やアジフライで食べたい」
そんな人におすすめしたいのが、東京湾のビシアジ釣りです。
ビシアジは、コマセを入れたビシを使ってアジを狙う船釣りです。
LTアジと同じくコマセを使う釣りですが、使うビシが重くなったり、水深が深くなったり、電動リールを使う場面が増えたりするため、LTアジよりも少し本格的な船釣りになります。
このページでは、ビシアジ初心者に向けて、LTアジとの違い、必要な道具、仕掛け、釣り方、タナ取り、コマセワーク、船宿確認ポイント、走水の大アジ釣り、釣ったアジの持ち帰り方までをまとめて解説します。
Angler(s) Labでは、ビシアジを 「LTアジの次に挑戦したい本格アジ釣り」 と考えています。
LTアジで船釣りの基本を覚えたら、次はビシアジで東京湾の良型アジを狙ってみましょう。
Contents
- 1 ビシアジとは
- 2 ビシアジが面白い理由
- 3 ビシアジとLTアジの違い
- 4 ビシアジに向いている人
- 5 ビシアジの主なエリア
- 6 ビシアジに必要な道具
- 7 ロッド
- 8 リール
- 9 PEライン
- 10 ビシ
- 11 天秤
- 12 クッションゴム
- 13 仕掛け
- 14 エサ・コマセ
- 15 ビシアジの基本的な釣り方
- 16 1. ビシにコマセを詰める
- 17 2. 仕掛けを投入する
- 18 3. 底を取る
- 19 4. 指示ダナに合わせる
- 20 5. コマセを振る
- 21 6. アタリを待つ
- 22 7. 巻き上げる
- 23 8. 取り込む
- 24 ビシアジで釣れない時のチェックリスト
- 25 タナが合っているか
- 26 コマセが出ているか
- 27 仕掛けが絡んでいないか
- 28 付けエサが取れていないか
- 29 周りの釣れている人を観察する
- 30 ビシアジの船上マナー
- 31 船長の指示を守る
- 32 ビシの扱いに注意する
- 33 オマツリしたら落ち着いて対応する
- 34 道具を広げすぎない
- 35 ゴミを残さない
- 36 コマセで汚した場所はきれいにする
- 37 走水の大アジ釣り
- 38 ビシアジの持ち帰り方
- 39 クーラーを準備する
- 40 氷を多めに用意する
- 41 海水氷で冷やす
- 42 ジップ袋を使う
- 43 帰宅後は早めに下処理する
- 44 ビシアジのおすすめ料理
- 45 ビシアジ釣行前チェックリスト
- 46 ビシアジ関連記事
- 47 まとめ|ビシアジはLTアジの次に挑戦したい本格アジ釣り
ビシアジとは

ビシアジとは、コマセを入れたビシを使って、船からアジを狙う釣りです。
ビシとは、コマセを入れるカゴ付きのオモリのことです。
このビシにコマセを詰め、船長が指示するタナでコマセを出し、仕掛けの付けエサと同調させてアジを釣ります。
基本的な流れは、LTアジと似ています。
- ビシにコマセを入れる
- 仕掛けを投入する
- 底を取る
- 船長の指示ダナまで巻き上げる
- コマセを振る
- アタリを待つ
- アジが掛かったら巻き上げる
- 取り込む
ただし、ビシアジではLTアジよりも重いビシを使うことが多く、深場や潮の速いポイントを狙うこともあります。
そのため、軽さや手軽さよりも、タナ取りの正確さ、コマセワーク、電動リールの扱い、口切れを防ぐ巻き上げ が重要になります。
ビシアジが面白い理由

ビシアジの魅力は、なんといっても良型アジを狙えることです。
東京湾には、走水、観音崎、猿島沖、久里浜沖など、良型のアジが狙えるエリアがあります。
特に走水周辺のアジは、釣り人の間で「走水アジ」「黄金アジ」などと呼ばれることもあり、ブランド感のあるターゲットとして人気があります。
ビシアジの魅力を整理すると、以下のようになります。
- LTアジより大きいアジを狙える
- 脂の乗った良型アジに出会える可能性がある
- コマセワークとタナ取りの精度が釣果に直結する
- 電動リールを使う本格的な船釣りを体験できる
- 釣った後の料理満足度が高い
- LTアジ経験者のステップアップにちょうどよい
ビシアジは、ただ重い道具を使う釣りではありません。
船長の指示ダナを守り、コマセを効かせ、仕掛けをその中に同調させる。
その一連の動作がうまく噛み合った時に、良型のアジが掛かる面白さがあります。
LTアジよりも少し難しくなりますが、そのぶん釣れた時の満足感は大きい釣りです。
ビシアジとLTアジの違い

ビシアジを理解するには、まずLTアジとの違いを整理するとわかりやすいです。
どちらもコマセを使ってアジを狙う釣りですが、道具の重さ、狙う水深、釣り方の負荷、魚のサイズ感が変わります。
| 比較項目 | LTアジ | ビシアジ |
|---|---|---|
| 難易度 | 初心者向け | 初心者〜中級者向け |
| 道具 | 軽め | やや重め |
| ビシ | 軽めの指定が多い | 重めの指定が多い |
| リール | 手巻きでも始めやすい | 電動リールが便利 |
| 水深 | 比較的浅めが多い | 深場や潮の速い場所もある |
| 体力負担 | 軽め | やや重め |
| 狙い | 手軽に数釣り | 良型・大アジ狙い |
| 船釣り感 | 入門向き | 本格的 |
| おすすめ層 | 初めての船釣り | LTアジ経験者 |
LTアジは、初めて船釣りに行く人にとって非常に始めやすい釣りです。
一方でビシアジは、LTアジで覚えた基本を活かしながら、もう少し深い水深、重いビシ、良型アジを狙う釣りです。
つまり、ビシアジは LTアジの上位互換というより、LTアジの次に挑戦したいステップアップ釣法 と考えるとわかりやすいです。
ビシアジに向いている人
ビシアジは、完全な船釣り未経験者でも挑戦できないわけではありません。
ただし、最初の船釣りとしては、LTアジのほうが安心です。
ビシアジに向いているのは、次のような人です。
- LTアジを何度か経験した人
- 船釣りの流れに慣れてきた人
- 良型のアジを狙いたい人
- 走水や観音崎のアジに興味がある人
- 電動リールを使ってみたい人
- コマセ釣りが好きな人
- 釣った魚をおいしく食べたい人
- 少し本格的な船釣りに挑戦したい人
逆に、以下のような人は、まずLTアジから始めたほうがよいかもしれません。
- 船釣り自体が初めて
- 船酔いがとても不安
- 重い道具を扱うのが心配
- 電動リールに抵抗がある
- 半日で気軽に試したい
- まずは船上の雰囲気に慣れたい
ビシアジは難しすぎる釣りではありません。
ただ、LTアジよりは少し負荷が上がるため、船釣りの基本を理解してから挑戦すると楽しみやすいです。
ビシアジの主なエリア
東京湾でビシアジといえば、以下のようなエリアが候補になります。
- 走水
- 観音崎
- 猿島沖
- 久里浜沖
- 金沢八景周辺
- 横須賀周辺
- 東京湾口周辺
なかでも、走水や観音崎周辺は、良型アジを狙うエリアとして知られています。
特に走水のアジは、潮の速いエリアで育つことから、身が締まり、脂の乗ったアジとして人気があります。
釣り人の間では「走水アジ」「黄金アジ」と呼ばれることもあり、ビシアジを語るうえで外せない存在です。
ただし、同じ東京湾でも、船宿によって出船エリア、使用するビシの重さ、仕掛け、PEラインの指定は異なります。
予約時には、必ず船宿の案内を確認しましょう。
ビシアジに必要な道具

ビシアジでは、LTアジよりも少し本格的な道具が必要になります。
ただし、初めてならすべてを購入する必要はありません。
船宿によってはレンタルタックルやレンタルビシを用意している場合があります。
まずはレンタルで体験し、続けたいと思ったら自分の道具を揃えるのがおすすめです。
ロッド
ビシアジでは、船宿指定のビシ号数に対応できる船竿を使います。
LTアジ用の柔らかいライトタックル竿では、重いビシに負けて扱いにくいことがあります。
そのため、ビシアジではビシの重さに対応したロッドを選ぶことが重要です。
ロッド選びのポイントは以下です。
- 船宿指定のビシ号数に対応している
- コマセを振りやすい
- 良型アジの引きを受け止められる
- 口切れを防ぐしなやかさがある
- 電動リールとのバランスがよい
- 長時間持っても疲れにくい
アジは口が弱い魚です。
硬すぎる竿で強引に巻き上げると、口切れでバラしやすくなります。
ビシアジでは、重いビシを扱えるパワーと、アジの口切れを防ぐしなやかさの両方が大切です。
リール
ビシアジでは、電動リールがあると非常に便利です。
理由は、ビシが重く、水深も深くなることがあるからです。
手巻きでもできないわけではありませんが、一日釣り続けると疲れやすくなります。
電動リールを使うメリットは以下です。
- 重いビシの巻き上げが楽になる
- 深場でも手返しがよくなる
- 一定速度で巻き上げやすい
- 疲労を減らせる
- 良型アジの巻き上げが安定しやすい
初めてのビシアジなら、船宿のレンタル電動リールを使うのも良い選択です。
自分で購入する場合は、PEラインの号数、巻糸量、電源の取り方、バッテリーの必要有無も確認しましょう。
PEライン
ビシアジでは、船宿指定のPEライン号数を守ることが重要です。
指定より太いラインを使うと、潮を受けやすくなり、仕掛けが斜めに入りやすくなります。
その結果、オマツリが増えたり、タナがズレたり、船全体の釣りに影響することがあります。
PEラインは、必ず予約時に以下を確認しましょう。
- 推奨号数
- 使用可能な最大号数
- 必要な巻糸量
- 電動リールの場合のライン設定
- リーダーの有無
ビシアジでは、ラインの太さが釣果やトラブルに影響します。
自己判断で太いラインを使わず、船宿の指定に合わせるのが基本です。
ビシ
ビシは、コマセを入れるカゴ付きのオモリです。
ビシアジでは、LTアジよりも重いビシを使うことが多く、船宿によって指定号数が決まっています。
ビシは、船全体で重さを揃えることが重要です。
自分だけ違う重さを使うと、仕掛けの角度が変わり、オマツリの原因になります。
ビシを準備する時は、必ず以下を確認します。
- 指定ビシの号数
- ビシの形状
- レンタルの有無
- 持参が必要か
- 紛失時の扱い
- コマセの詰め方
初めてなら、船宿でレンタルできるか確認するのが安心です。
ビシは意外と高価な場合もあるため、最初から買うよりもレンタルで様子を見るのもよいでしょう。
天秤
ビシアジでは、ビシ、天秤、クッションゴム、仕掛けを組み合わせて使います。
天秤は、仕掛けを安定させたり、ハリスの絡みを減らしたりする役割があります。
天秤選びのポイントは以下です。
- 船宿推奨のサイズに合わせる
- 重いビシでも安定するものを選ぶ
- 仕掛けが絡みにくいものを選ぶ
- 予備を用意しておく
初心者は、船宿で販売している推奨品を使うのが無難です。
クッションゴム
ビシアジでは、クッションゴムも重要です。
アジは口が弱いため、掛かった後に強い負荷がかかると口切れしてバレることがあります。
クッションゴムは、その衝撃を吸収する役割があります。
特に良型アジを狙うビシアジでは、クッションゴムの有無や長さが釣果に影響することがあります。
確認したいポイントは以下です。
- 船宿推奨の長さ
- 太さ
- 劣化していないか
- 伸びすぎていないか
- 金具が傷んでいないか
古いクッションゴムは切れる可能性があります。
使う前に状態を確認しましょう。
仕掛け
ビシアジの仕掛けは、2本針または3本針が一般的です。
初心者は、最初から針数を増やしすぎないほうが扱いやすいです。
針数が多いと、多点掛けのチャンスは増えますが、絡みやすさも増えます。
仕掛け選びでは、以下を確認します。
- ハリスの号数
- 全長
- 枝スの長さ
- 針の号数
- 2本針か3本針か
- 船宿推奨の仕掛けか
ビシアジでは、仕掛けの長さやハリスの太さが釣果に影響します。
最初は船宿推奨の仕掛けを使い、慣れてきたら状況に応じて変えていくのがおすすめです。
エサ・コマセ
ビシアジでは、コマセと付けエサを使います。
コマセはアジを寄せるための撒きエサです。
付けエサは、針に付けてアジに食わせるエサです。
船宿によって用意されるエサや使い方が違うため、予約時に確認しましょう。
よく確認したいのは以下です。
- コマセは料金に含まれるか
- 付けエサは用意されるか
- 追加エサは必要か
- 船宿で販売しているか
- 持ち込み可能か
ビシアジでは、コマセと付けエサを同じタナで自然に見せることが重要です。
ビシアジの基本的な釣り方

ビシアジの基本は、底を取って、指示ダナに合わせて、コマセを振って待つ ことです。
シンプルに見えますが、釣果を伸ばすには精度が大切です。
1. ビシにコマセを詰める
まず、ビシにコマセを詰めます。
詰めすぎるとコマセが出にくくなります。
逆に少なすぎると、すぐに出切ってしまいます。
コマセの出方は、ビシの種類、詰め方、振り方、潮の速さで変わります。
最初は船宿の人や周りの釣れている人のやり方を観察しましょう。
2. 仕掛けを投入する
船長の合図で仕掛けを投入します。
投入時は、仕掛けが絡まないように注意します。
針数が多い仕掛けほど、雑に扱うと絡みやすくなります。
投入前には、以下を確認しましょう。
- 仕掛けが絡んでいないか
- 付けエサが付いているか
- ビシにコマセが入っているか
- 隣の人とタイミングが合っているか
慌てて投入すると、トラブルにつながります。
3. 底を取る
ビシが着底したら、糸ふけを取ります。
底を取る感覚は、ビシアジで非常に重要です。
着底がわからないまま釣っていると、タナがずれてしまいます。
ビシが底に着いたら、すぐに糸ふけを取り、船長の指示ダナまで巻き上げます。
4. 指示ダナに合わせる
船長から、
「底から3m」
「下から4m」
のように指示があります。
この指示ダナを守ることが、ビシアジで最も重要です。
アジはタナがずれると釣れにくくなります。
特に潮が速い日や水深があるポイントでは、仕掛けが斜めに入り、思ったよりもタナがずれることがあります。
こまめに底を取り直し、正確にタナを合わせましょう。
5. コマセを振る
指示ダナ付近で、竿を振ってコマセを出します。
コマセを一気に出しすぎると、すぐになくなってしまいます。
逆に出なさすぎると、アジが寄りません。
大切なのは、船長の指示ダナでコマセを効かせ、その中に仕掛けの付けエサを漂わせることです。
ビシアジでは、派手に振ればよいわけではありません。
状況に合わせて、コマセの出し方を調整します。
6. アタリを待つ
コマセを振ったら、アタリを待ちます。
アジが掛かると、竿先がククッと入ったり、グングンと引き込まれたりします。
アタリがあったら、強く大きく合わせる必要はありません。
アジは口が弱いため、強すぎるアワセは口切れの原因になります。
7. 巻き上げる
アジが掛かったら、一定のテンションで巻き上げます。
電動リールを使う場合も、巻き上げ速度に注意しましょう。
速すぎると口切れしやすく、遅すぎるとバレやすくなることがあります。
巻き上げ中は、竿の曲がりを見ながら、テンションを抜かないようにします。
8. 取り込む
魚が見えてきたら、仕掛けを手繰って取り込みます。
良型アジの場合、最後に暴れて外れることがあります。
水面でバラさないように、慌てずに取り込みましょう。
多点掛けしている場合は、仕掛けが絡みやすくなります。
魚を外したら、仕掛けの状態を確認してから再投入します。
ビシアジで釣れない時のチェックリスト

ビシアジで釣れない時は、原因を一つずつ確認しましょう。
タナが合っているか
ビシアジで最も重要なのはタナです。
船長の指示ダナからずれていると、コマセを振ってもアジが食わないことがあります。
確認したいポイントは以下です。
- 底を正確に取れているか
- 指示ダナまで正しく巻き上げているか
- ラインが斜めになっていないか
- 潮が速くてタナがずれていないか
- こまめに底を取り直しているか
自分だけ釣れていない時は、まずタナを疑いましょう。
コマセが出ているか
ビシからコマセが出ていないと、アジは寄りません。
コマセの出方は、詰め方と振り方で変わります。
確認したいポイントは以下です。
- コマセを詰めすぎていないか
- コマセがすぐ出切っていないか
- ビシの穴が詰まっていないか
- 振り方が弱すぎないか
- 振り方が強すぎないか
釣れている人のコマセの詰め方や振り方を見ると、参考になることが多いです。
仕掛けが絡んでいないか
仕掛けが絡んでいると、付けエサが自然に漂いません。
ビシアジでは、重いビシ、長めの仕掛け、複数針を使うため、仕掛けトラブルが起きることがあります。
回収した時は、以下を確認しましょう。
- ハリスがヨレていないか
- 針が幹糸に絡んでいないか
- 枝スが絡んでいないか
- クッションゴムに巻きついていないか
- 仕掛けが傷んでいないか
絡んだまま再投入しても釣れません。
面倒でも、毎回チェックすることが大切です。
付けエサが取れていないか
アタリがないと思っていたら、付けエサが取れていることがあります。
エサがない状態で待っていても、アジは食いません。
以下を確認しましょう。
- 付けエサが残っているか
- エサが曲がって付いていないか
- エサが大きすぎないか
- エサが小さすぎないか
- 針先が隠れすぎていないか
エサが取られやすい日は、こまめに回収して確認しましょう。
周りの釣れている人を観察する
船釣りでは、周りの人が大きなヒントになります。
自分だけ釣れていない時は、釣れている人を観察しましょう。
見るべきポイントは以下です。
- どのタナで止めているか
- コマセをどのくらい振っているか
- 仕掛けの長さは違うか
- 針数は違うか
- 付けエサはどう付けているか
- 手返しは早いか
- 置き竿か手持ちか
釣れている人のまねをするだけで、状況が変わることもあります。
ビシアジの船上マナー

ビシアジは、重いビシを使う釣りです。
そのため、LTアジ以上に安全とマナーが大切です。
船長の指示を守る
投入のタイミング、回収の合図、タナ、ポイント移動時の注意など、船長の指示は必ず守りましょう。
ビシアジでは、重いビシを一斉に投入します。
勝手なタイミングで投入すると、オマツリや事故の原因になります。
ビシの扱いに注意する
ビシは重い道具です。
船上で振り回したり、足元に雑に置いたりすると危険です。
注意したいポイントは以下です。
- 投入時に周囲を確認する
- 回収時にビシをぶつけない
- 足元に転がさない
- 船の設備にぶつけない
- 子どもや初心者がいる時は特に注意する
重いビシは、当たるとケガにつながります。
丁寧に扱いましょう。
オマツリしたら落ち着いて対応する
ビシアジでは、潮が速い日や水深がある日ほどオマツリが起きやすくなります。
オマツリしたら、無理に引っ張らず、声をかけ合って落ち着いて対応しましょう。
初心者の場合は、船長や中乗りさんに助けてもらうのが安心です。
道具を広げすぎない
ビシアジでは、電動リール、バッテリー、ビシ、仕掛け、クーラーなど、荷物が多くなりがちです。
船上のスペースは限られています。
自分の釣り座の範囲に荷物をまとめ、通路をふさがないようにしましょう。
ゴミを残さない
仕掛けの袋、糸くず、エサの容器、飲み物のゴミなどは必ず持ち帰ります。
針や糸くずは、船上や港に残すと危険です。
小さなゴミ袋を持っておくと便利です。
コマセで汚した場所はきれいにする
コマセ釣りでは、どうしても船上が汚れます。
船宿のルールに従い、釣りが終わったらバケツの水で流すなど、きれいに使いましょう。
走水の大アジ釣り

ビシアジの中でも、特に人気が高いのが 走水の大アジ釣り です。
走水は、神奈川県横須賀市にあるエリアで、東京湾口に近く潮流が効きやすい場所です。
この周辺で釣れるアジは、魚体が美しく、脂が乗り、食味が良いことで知られています。
走水のアジは、釣り人の間で以下のように表現されることがあります。
- 走水アジ
- 黄金アジ
- ブランドアジ
- 大アジ
- 幅広アジ
もちろん、毎回大型ばかりが釣れるわけではありません。
それでも、良い日に当たると、LTアジではなかなか出会えないような厚みのあるアジが釣れることがあります。
走水ビシアジは、LTアジ経験者にとって非常に魅力的なステップアップ先です。
走水ビシアジの魅力
- 良型アジを狙える
- 食味が非常に良い
- 東京湾らしい本格アジ釣りを楽しめる
- コマセワークとタナ取りの練習になる
- 釣った後の満足度が高い
走水ビシアジで注意したいこと
- 潮が速い日がある
- 船宿指定のビシ号数を守る
- PEラインの指定を確認する
- 電動リールのレンタル有無を確認する
- 駐車場や集合時間を事前に確認する
- 最新の釣果情報を確認する
走水の大アジ釣りに行く前には、必ず船宿の公式情報を確認しましょう。
ビシアジの持ち帰り方

ビシアジで釣れたアジをおいしく食べるには、持ち帰り方が重要です。
良型のアジほど、鮮度管理を丁寧にすると料理の満足度が上がります。
クーラーを準備する
ビシアジでは、良型アジが釣れることもあるため、クーラーボックスは少し余裕のあるサイズを用意すると安心です。
LTアジよりも魚が大きくなることを想定して、容量を選びましょう。
氷を多めに用意する
アジは鮮度が落ちやすい魚です。
船宿で氷が用意される場合もありますが、夏場や長時間の移動がある場合は、保冷力に余裕を持たせることが大切です。
氷を直接魚に当てすぎると魚体が傷むこともあるため、袋や海水氷を使って冷やすと扱いやすくなります。
海水氷で冷やす
釣った魚は、海水と氷を合わせた海水氷で冷やすと、全体を効率よく冷やせます。
魚全体が冷えやすく、鮮度を保ちやすくなります。
ただし、帰宅時に水が漏れないように注意しましょう。
ジップ袋を使う
帰宅後の処理を楽にしたい場合は、魚をジップ袋に入れる方法もあります。
ジップ袋を使うと、クーラーの中が汚れにくくなります。
また、魚が氷や水に直接触れすぎるのを防げます。
帰宅後は早めに下処理する
帰宅したら、できるだけ早めに下処理しましょう。
- ウロコを取る
- ゼイゴを取る
- 内臓を取る
- 血合いを洗う
- 水気を拭く
- 食べる分と保存する分に分ける
良型アジは身が厚く、刺身、フライ、干物などに向いています。
釣った後の処理まで含めて楽しむのが、ビシアジの魅力です。
ビシアジのおすすめ料理
ビシアジで釣れた良型アジは、料理の満足度が高いです。
刺身
新鮮な良型アジは、まず刺身で食べたいところです。
脂が乗ったアジは、シンプルな刺身でも十分においしいです。
釣った当日は身が締まった食感を楽しめますし、少し寝かせることで旨味が増すこともあります。
アジフライ
ビシアジで釣れた大アジは、アジフライにすると食べ応えがあります。
身が厚いアジフライは、外はサクサク、中はふっくら仕上がります。
LTアジのフライとはまた違った満足感があります。
なめろう
アジ、味噌、薬味を合わせて叩くなめろうも定番です。
良型アジなら身の量が取れるため、家族分を作りやすいです。
ご飯にもお酒にも合います。
干物
たくさん釣れた時は、干物にするのもおすすめです。
大きめのアジを開いて干物にすると、保存しやすく、後日ゆっくり楽しめます。
塩焼き
良型アジは、シンプルな塩焼きでもおいしいです。
脂の乗ったアジなら、焼くだけでも十分にごちそうになります。
ビシアジ釣行前チェックリスト
ビシアジに行く前には、以下を確認しましょう。
船宿確認
- 出船している釣りもの
- 集合時間
- 出船時間
- 料金
- 予約方法
- レンタルタックルの有無
- 電動リールのレンタル有無
- ビシのレンタル有無
- 氷の有無
- 駐車場
- キャンセルルール
- 荒天時の出船判断
道具確認
- ロッド
- 電動リール
- PEライン
- ビシ
- 天秤
- クッションゴム
- 仕掛け
- 予備仕掛け
- ハサミ
- プライヤー
- フィッシュグリップ
- タオル
- バッテリー
持ち物確認
- クーラーボックス
- 氷
- レインウェア
- 滑りにくい靴
- 帽子
- 飲み物
- 軽食
- 酔い止め
- 現金
- 着替え
- ゴミ袋
- ジップ袋
- ウェットティッシュ
当日確認
- 出船可否
- 風予報
- 集合時間
- 道路状況
- 駐車場
- 忘れ物
- 酔い止めの服用
- スマホの充電
ビシアジはLTアジよりも道具が多くなりやすいため、前日までに準備しておくのがおすすめです。
ビシアジ関連記事
このページでは、ビシアジの全体像をまとめました。
より詳しい準備や釣り方は、以下の記事で整理していきます。
入門・比較
- ビシアジとLTアジの違い|道具・水深・オモリ・釣り方を比較
- アジビシ釣り初心者完全ガイド|LTアジの次に挑戦したい大アジ釣り
- 船釣り初心者のステップアップ順|LTアジ・アジビシ・タチウオ・タイラバの選び方
道具・仕掛け
- ビシアジのタックル選び|竿・電動リール・PEライン・ビシの基準
- アジビシの仕掛け入門|天秤・クッションゴム・ハリス・針の選び方
- ビシアジ釣りに電動リールは必要?手巻きとの違いと初心者の選び方
- アジビシのビシカゴはレンタルでいい?持参するメリット・デメリット
釣り方
- ビシアジのコマセワーク|タナでアジを寄せる基本動作を解説
- アジビシで釣れない時のチェックリスト|タナ・コマセ・付けエサ・誘いを見直す
- ビシアジのタナ取り入門|指示ダナを外さないための考え方
地域・実釣
- 走水の大アジ釣り入門|ビシアジで狙うブランド級アジの魅力
- ビシアジ釣行ログ|走水沖で大アジを狙った日のタナ・潮・反省点
- ビシアジ釣行ログ|LTアジ経験者が重いビシに苦戦した日の記録
釣った後
- 釣った大アジの持ち帰りと料理|刺身・フライ・干物で食べる
- アジの下処理|ウロコ・ゼイゴ・内臓処理を写真付きで解説
- 大アジで作るアジフライ|身厚でふっくら仕上げるコツ
- 釣ったアジの干物作り|大アジをおいしく保存する方法
まとめ|ビシアジはLTアジの次に挑戦したい本格アジ釣り
ビシアジは、LTアジの次に挑戦したい本格的なアジ釣りです。
LTアジと同じくコマセを使ってアジを狙いますが、ビシが重くなり、水深が深くなり、電動リールを使う場面も増えます。
そのぶん、良型のアジを狙える魅力があり、走水や観音崎周辺ではブランド級の大アジに出会える可能性もあります。
ビシアジで大切なのは、以下です。
- 船宿指定の道具を守る
- ビシの号数を確認する
- PEラインの指定を守る
- 指示ダナを正確に合わせる
- コマセを適切に出す
- 仕掛けを絡ませない
- 口切れに注意して巻き上げる
- 釣ったアジをしっかり冷やして持ち帰る
最初は少し難しく感じるかもしれません。
しかし、LTアジで覚えたタナ取りやコマセワークは、ビシアジでもしっかり活きます。
手軽なLTアジから一歩進んで、東京湾の良型アジを狙う。
ビシアジは、そんなステップアップにぴったりの船釣りです。
Angler(s) Labでは、ビシアジを 「LTアジ経験者が次に挑戦したい本格アジ釣り」 として、実釣ベースで研究していきます。