東京湾の船釣りに初めて挑戦する場合、入門しやすい釣り物としてよく挙げられるのがLTアジです。
LTアジは比較的軽い竿とオモリを使い、船宿によっては半日船も用意されているため、船釣り未経験者でも始めやすい釣りです。
一方、初めて乗船する際に迷うのが、竿とリールを船宿で借りるか、自分で購入するかという問題です。
レンタルなら初期費用を抑えられますが、何度も通えばレンタル料が積み重なります。
自分のタックルを購入すれば、好みの竿やリールを使えるようになりますが、LTアジを今後も続けるか分からない段階で買うのは不安です。
そこで今回は、初めてLTアジに挑戦する人に向けて、レンタルと購入の費用、メリット、デメリット、何回乗れば購入した方が得になるのかを整理します。
Table of Contents
結論|初回はレンタル、3回以上行くなら購入を検討
先に結論をまとめると、初めてのLTアジでは船宿のレンタルタックルを利用するのがおすすめです。
まだLTアジを続けるか分からない状態では、最初から竿とリールを購入する必要はありません。
まずは船宿の道具を借りて、次の点を確認する方が合理的です。
- 船酔いに耐えられるか
- 船釣り自体を楽しいと感じるか
- コマセを使う釣りが自分に合うか
- アジ釣りを今後も続けたいか
- 半日船と一日船のどちらが合うか
- 右巻きと左巻きのどちらが使いやすいか
一方、2回目や3回目の釣行を考えるようになった場合は、購入を検討する価値があります。
特に、LTアジ以外にもタチウオ、イサキ、カサゴ、メバルなどのライトゲーム系船釣りへ挑戦したい場合は、汎用性のあるロッドとリールを購入した方が、長い目で見ると得になる可能性があります。
LTアジとは

LTアジは「ライトタックルアジ」の略称です。
従来のビシアジよりも軽いオモリ、細いライン、軽量な竿とリールを使ってアジを狙います。
東京湾では多くの船宿が出船しており、竿やリールを借りられる船宿も多いため、船釣り入門として人気があります。
船宿によって異なりますが、一般的には次のような道具を使います。
| 道具 | 一般的な仕様 |
|---|---|
| ロッド | 1.8~2m前後のライトゲームロッド |
| リール | 小型両軸リール |
| メインライン | PE1~2号前後 |
| ビシ | 30~40号前後 |
| 天秤 | 20~30cm前後 |
| 仕掛け | 2~3本針 |
| エサ | イソメ、赤タンなど |
| コマセ | イワシミンチなど |
使用するビシの重さやライン号数は船宿によって異なります。
自分の道具を持ち込む場合は、予約時に船宿指定を確認することが重要です。
レンタルタックルには何が含まれるのか

レンタルタックルの内容は、船宿によって異なります。
一般的には、次のような道具が含まれます。
- ロッド
- リール
- メインライン
- 天秤
- ビシ
仕掛け、エサ、クッションゴムなどは含まれず、別途購入が必要な場合があります。
例えば、千葉県長浦港のこなや丸では、LTアジ用レンタルタックルを1本500円で案内しており、竿、リール、メインライン、天秤、ビシが含まれます。仕掛けは船宿で購入するか、自分で準備する方式です。レンタル料金や内容は船宿ごとに異なるため、予約時の確認が必要です。
船宿によっては無料のところもあれば、500~2,000円程度かかる場合もあります。
また、保証金が必要だったり、紛失や破損時に実費を請求されたりする場合もあります。
レンタルタックルのメリット

初期費用を抑えられる
レンタル最大のメリットは、竿やリールを購入せずに釣りを体験できることです。
自分で道具をそろえる場合、最低限でも数万円の初期費用がかかります。
一方、レンタルなら数百円から数千円程度で済むため、初めての釣行に向いています。
LTアジを一度体験してみたいだけであれば、レンタルの方が明らかに得です。
船宿指定に合った道具を使える
船釣りでは、船宿や釣り場によって使用するオモリや仕掛けが異なります。
何も知らずに購入すると、持参した竿のオモリ負荷が合わなかったり、リールのラインが太すぎたりする可能性があります。
船宿のレンタルタックルは、その船のLTアジに合わせて用意されています。
少なくとも、道具の規格が大きく外れる心配はありません。
初めての人にとっては、道具選びに悩まず釣り方を覚えられることが大きなメリットです。
荷物を減らせる
船釣りでは、クーラーボックス、レインウェア、長靴、飲み物、着替えなども必要です。
さらにロッド、リール、ロッドキーパー、ビシまで持参すると、荷物がかなり多くなります。
レンタルを利用すれば、ロッドやリールを運ぶ必要がありません。
電車で船宿へ向かう場合や、家族分の荷物を運ぶ場合にも便利です。
メンテナンスが不要
自分のタックルを購入すると、釣行後に次の手入れが必要です。
- ロッドの水洗い
- リールの塩分除去
- ラインの確認
- 天秤やビシの洗浄
- 可動部への注油
- 乾燥後の収納
海水が付着したまま放置すると、リールや金属部品が腐食します。
レンタルタックルなら、基本的に船宿へ返却するだけで済みます。
レンタルタックルのデメリット

道具の状態に差がある
レンタルタックルは多くの人が使用します。
そのため、船宿や貸し出される個体によって状態に差があります。
- リールの回転が重い
- ハンドルにガタがある
- ラインが劣化している
- カウンターが付いていない
- 竿が重い
- グリップが滑りやすい
- 左巻きを選べない
もちろん、しっかり整備されている船宿もあります。
ただし、必ず自分に合った状態の道具を借りられるとは限りません。
右巻き・左巻きを選べないことがある
両軸リールには、右巻きと左巻きがあります。
右手で竿を持ち、左手でリールを巻きたい人もいれば、その反対が使いやすい人もいます。
レンタルでは右巻きが中心になっていることが多く、左巻きリールが用意されていない場合があります。
利き手や普段の釣り経験によっては、巻きにくさを感じる可能性があります。
予約時に、右巻きと左巻きの希望を出せるか確認しておくと安心です。
感度や操作性は専用品に劣る場合がある
レンタルタックルは、耐久性と扱いやすさを優先していることがあります。
そのため、自分で選んだ専用タックルと比べると、次の違いを感じる場合があります。
- 竿が重い
- アタリが分かりにくい
- コマセを振りにくい
- リールが重い
- 巻き上げが滑らかではない
- ドラグを細かく調整しにくい
LTアジは初心者でも釣りやすい一方、タナの合わせ方やコマセ操作によって釣果に差が出る釣りです。
何度か通うようになると、レンタルタックルでは物足りなくなる可能性があります。
毎回レンタル料がかかる
1回500円であれば大きな負担には感じません。
しかし、釣行を重ねるとレンタル料が積み上がります。
| 釣行回数 | 1回500円 | 1回1,000円 | 1回2,000円 |
|---|---|---|---|
| 1回 | 500円 | 1,000円 | 2,000円 |
| 3回 | 1,500円 | 3,000円 | 6,000円 |
| 5回 | 2,500円 | 5,000円 | 10,000円 |
| 10回 | 5,000円 | 10,000円 | 20,000円 |
レンタル料金だけを比較すると、購入費用を回収するまでには相当な回数が必要です。
ただし、購入する価値はレンタル料金の節約だけではありません。
自分に合った道具を使えることや、ほかの釣りに流用できることも考える必要があります。
購入する場合に必要な道具

LTアジのタックルを購入する場合、最低限必要なのは次の道具です。
- ロッド
- 小型両軸リール
- PEライン
- 天秤
- ビシ
- クッションゴム
- 仕掛け
- ロッドキーパー
船宿によっては、天秤、ビシ、ロッドキーパーを借りられる場合があります。
最初からすべて購入する必要はありません。
ロッドとリールだけ購入し、ビシや天秤は船宿で借りる方法もあります。
購入費用の目安

初心者向けのLTアジタックルをそろえる場合、価格帯はおおむね次のようになります。
最低限の入門構成
| 道具 | 価格の目安 |
|---|---|
| ロッド | 7,000~12,000円 |
| 両軸リール | 6,000~10,000円 |
| PEライン | 1,500~3,000円 |
| 天秤 | 500~1,500円 |
| ビシ | 1,000~2,000円 |
| クッションゴム | 500~1,000円 |
| 仕掛け | 300~600円 |
| 合計 | 約17,000~30,000円 |
価格を抑えれば、2万円前後で始めることも可能です。
ただし、極端に安いロッドやリールを選ぶと、重さや耐久性、ドラグ性能に不満が出る可能性があります。
長く使える標準構成
| 道具 | 価格の目安 |
|---|---|
| ロッド | 15,000~25,000円 |
| 両軸リール | 15,000~25,000円 |
| PEライン | 2,000~4,000円 |
| 天秤・ビシ類 | 2,000~4,000円 |
| 合計 | 約34,000~58,000円 |
LTアジだけでなく、ライトタチウオ、カサゴ、メバル、イサキなどにも使える構成を選ぶ場合は、この価格帯が現実的です。
最初からLTアジ専用の高級タックルを購入する必要はありません。
複数の釣り物に使えるライトゲームロッドと小型両軸リールを選ぶ方が、初心者には無駄が少なくなります。
購入するメリット

自分に合った道具を選べる
購入する最大のメリットは、自分の使い方に合った道具を選べることです。
例えば、次のような条件を指定できます。
- 右巻き・左巻き
- ロッドの長さ
- 竿の硬さ
- グリップ形状
- リールの大きさ
- カウンターの有無
- ハンドルの形状
- 道具全体の重量
自分に合ったタックルは、長時間使用しても疲れにくく、釣りの動作を覚えやすくなります。
タナを再現しやすい
LTアジでは、船長から「底から2m」などの指示が出ます。
アジがいるタナへ正確に仕掛けを合わせることが重要です。
カウンター付きリールを使用すると、巻き上げた長さを確認しやすくなります。
カウンターの数値だけに頼ることはできませんが、毎回同じタナを再現する補助になります。
レンタルリールにカウンターが付いていない場合、自分のリールを使うメリットは大きくなります。
釣り方を改善しやすい
毎回同じタックルを使用すれば、前回との違いを比較できます。
- コマセを振る幅
- 竿先の動き
- アタリの出方
- ドラグ設定
- 巻き上げ速度
- バラシの原因
レンタルタックルが毎回変わると、釣り方が悪いのか、道具の違いなのか判断しにくくなります。
自分のタックルを使い続けることで、釣り方の改善点を見つけやすくなります。
ほかの船釣りにも使える
汎用ライトゲームロッドを選べば、LTアジ以外の釣りにも使用できます。
モデルやオモリ負荷によりますが、候補になる釣り物は次のとおりです。
- カサゴ
- メバル
- シロギス
- ライト五目
- イサキ
- タチウオ
- アマダイ
- マゴチ
1本のロッドを複数の釣りへ使えれば、購入費用を回収しやすくなります。
LTアジ専用竿を購入するよりも、最初は汎用性を重視するのがおすすめです。
購入するデメリット

初期費用がかかる
購入には少なくとも2万円前後、標準的な構成では3万~5万円程度かかります。
一度しか使わなければ、レンタルよりも大幅に高くなります。
船酔いがひどかったり、船釣りが自分に合わなかったりした場合、購入した道具を使わなくなる可能性があります。
船宿指定を間違える可能性がある
LTアジと呼ばれていても、使用するビシの号数は船宿によって異なります。
30号、40号などの指定があり、ライン号数が決められている場合もあります。
ロッドのオモリ負荷が合っていないと、ビシを操作しにくくなります。
購入前には、利用する予定の船宿へ次の内容を確認します。
- ビシの号数
- 推奨PEライン
- 推奨ロッドのオモリ負荷
- 仕掛けの長さ
- 使用できる針数
- ロッドキーパーの必要性
保管とメンテナンスが必要
使用後のタックルは、水洗いと乾燥が必要です。
特に両軸リールは、海水が残ると腐食や回転不良の原因になります。
また、約2mのロッドを自宅で保管するスペースも必要です。
ロッドを車内へ長期間入れたままにすると、高温や荷物による破損のリスクがあります。
何回行けば購入した方が得なのか
レンタルと購入の損得を、単純な金額で比較してみます。
購入する入門タックルを2万5,000円と仮定します。
レンタル1回500円の場合
2万5,000円 ÷ 500円=50回
単純計算では、50回借りて初めて購入費用と同じになります。
レンタル1回1,000円の場合
2万5,000円 ÷ 1,000円=25回
レンタル1回2,000円の場合
2万5,000円 ÷ 2,000円=12.5回
金額だけで比較すると、レンタルの方がかなり安いことが分かります。
そのため、「3回行くなら必ず購入した方が安い」というわけではありません。
購入を検討する基準は、レンタル料だけではなく、次の要素を含めて判断する必要があります。
- 道具の操作性
- 右巻き・左巻き
- 感度
- 疲れにくさ
- 釣果の再現性
- ほかの釣りへの流用
- 好きな道具を使う満足感
それでも3回前後で購入を検討してよい理由
金額上の損益分岐点は10回以上先になる場合があります。
それでも、LTアジへ3回程度行く意思があるなら、購入を検討してよいと考えます。
3回行こうと思う時点で、船釣りやLTアジを今後も続ける可能性が高いからです。
自分の道具を使えば、釣行ごとに操作へ慣れ、改善を積み重ねられます。
また、LTアジ以外の釣りへ使えば、実際の使用回数は増えます。
例えば、年間に次のような釣行をしたとします。
- LTアジ:3回
- カサゴ:2回
- ライト五目:2回
- タチウオ:1回
年間8回使用できれば、3年間で24回です。
複数の釣りに使用する前提なら、購入の合理性は高くなります。
初心者におすすめの進め方
1回目|すべてレンタルする
初回はロッドとリールを借ります。
この段階では、釣果よりも船釣りの流れを覚えることを優先します。
確認するポイントは次のとおりです。
- 竿の長さ
- ロッドの硬さ
- リールの大きさ
- 右巻きか左巻きか
- ビシの重さ
- 手持ちしたときの疲れ
- カウンターの必要性
- 船酔いの程度
レンタルタックルで感じた不満が、その後の購入条件になります。
2回目|レンタルしながら比較する
2回目もレンタルで問題ありません。
可能であれば、前回とは異なる船宿やタックルを利用して比較します。
また、同船者の道具を見たり、船長や中乗りにおすすめを聞いたりするのも有効です。
釣具店へ行く前に、自分が使いやすい条件を整理します。
3回目以降|購入を検討する
3回目も行きたいと思った場合は、購入候補を探します。
ただし、すべてを一度に購入する必要はありません。
おすすめの順番は次のとおりです。
- リール
- ロッド
- PEライン
- 天秤とビシ
- ロッドキーパー
- 仕掛け類
特に右巻き・左巻きやカウンターの有無は、釣りやすさに影響します。
まずリールを自分に合わせるだけでも、レンタルとの差を感じやすくなります。
購入するなら専用竿と汎用竿のどちらがよいか
初心者が最初に買うなら、LTアジ専用竿よりも汎用ライトゲームロッドがおすすめです。
LTアジ専用竿
メリットは、アジに合わせた穂先と調子になっていることです。
- コマセを振りやすい
- アタリを取りやすい
- 口切れを防ぎやすい
- 釣り味を楽しめる
一方、ほかの釣りへの流用範囲は狭くなる場合があります。
汎用ライトゲームロッド
汎用ロッドは、複数の魚種に使えることが魅力です。
- LTアジ
- カサゴ
- メバル
- イサキ
- ライト五目
- タチウオ
ただし、すべての釣りに完璧に合うわけではありません。
最初の1本としては、7:3調子、全長1.8~2m前後、使用するビシ号数をカバーするモデルが扱いやすいでしょう。
家族やグループで行く場合はレンタルが有利
家族や友人と一度だけLTアジへ行く場合、全員分を購入するのはおすすめできません。
4人分の入門タックルを購入すると、8万~12万円以上かかる可能性があります。
レンタルが1人1,000円なら、4人でも4,000円です。
特に次のケースでは、レンタルが向いています。
- 子どもが初めて参加する
- 会社や友人のイベント
- 年に1回程度しか行かない
- 船酔いするか分からない
- 旅行先での体験
- 道具を保管する場所がない
家族の中で一人だけ継続する場合は、その人の分だけ後から購入すれば十分です。
中古タックルは得なのか
中古品を利用すれば、購入費用を抑えられます。
ただし、初心者がリールの状態を判断するのは難しい場合があります。
中古リールでは、次の点を確認する必要があります。
- ハンドルの回転
- 異音
- スプールの動き
- ドラグの滑らかさ
- カウンターの動作
- 塩噛みや腐食
- ラインの状態
ロッドでは、次の箇所を確認します。
- 穂先の修理歴
- ガイドの割れ
- ガイドフレームのサビ
- ブランクの傷
- リールシートの緩み
- グリップの劣化
保証のある中古釣具店で購入する方が安心です。
個人売買で極端に安い製品を購入する場合は、修理費がかえって高くなることがあります。
レンタルでも自分で用意した方がよい物
ロッドとリールを借りる場合でも、すべて手ぶらでよいとは限りません。
最低限、次の物は準備しておきたいところです。
- 桜マーク付きライフジャケット
- クーラーボックス
- 滑りにくい靴
- レインウェア
- 帽子
- タオル
- 酔い止め
- 飲み物
- 仕掛け
- 予備仕掛け
- ハサミ
- 魚つかみ
- ビニール袋
ライフジャケットは船宿で借りられる場合もあります。
ただし、今後も船釣りを続けるなら、自分の体格に合う製品を購入する価値があります。
レンタル利用時に船宿へ確認すること
予約時には、次の内容を聞いておくと安心です。
- レンタル料金
- レンタルに含まれる道具
- 右巻き・左巻きの選択
- 子ども用タックルの有無
- 仕掛け代
- ビシ紛失時の料金
- 保証金の有無
- ロッドキーパーの貸し出し
- ライフジャケットの貸し出し
- 電動リールか手巻きか
- 破損時の扱い
「レンタル一式あり」と書かれていても、仕掛けやビシが別料金の場合があります。
総額を事前に確認しましょう。
レンタルが向いている人
次のような人には、レンタルがおすすめです。
- LTアジが初めて
- 船釣り自体が初めて
- 船酔いが心配
- 一度だけ体験したい
- 家族や友人とイベントで参加する
- 荷物を減らしたい
- 電車で船宿へ行く
- 道具を保管する場所がない
- メンテナンスをしたくない
特に初回は、無理に購入する必要はありません。
LTアジはレンタルを利用しやすく、エサやコマセも船側で用意されることが多いため、比較的少ない装備で挑戦できます。
購入が向いている人
次のような人は、購入を検討してよいでしょう。
- LTアジへ今後も行きたい
- 年に3回以上船釣りへ行く
- ほかのライトゲーム系船釣りもしたい
- 左巻きリールを使いたい
- 道具の重さや感度にこだわりたい
- 同じタックルで上達したい
- 釣行後のメンテナンスが苦にならない
- タックル選びも趣味として楽しみたい
金額だけならレンタルが得でも、釣りやすさや上達を重視するなら購入する価値があります。
レンタルと購入の比較表
| 比較項目 | レンタル | 購入 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 安い | 高い |
| 1回だけの利用 | ◎ | × |
| 道具選びの知識 | 不要 | 必要 |
| 船宿指定への対応 | ◎ | 事前確認が必要 |
| 右巻き・左巻き | 選べない場合あり | 自由に選べる |
| 感度・操作性 | △ | ○~◎ |
| 毎回同じ道具 | × | ◎ |
| メンテナンス | 不要 | 必要 |
| 保管場所 | 不要 | 必要 |
| 荷物の量 | 少ない | 多い |
| 他魚種への流用 | 基本不可 | 道具次第で可能 |
| 上達のしやすさ | △ | ◎ |
| 家族・団体利用 | ◎ | △ |
迷ったときの判断基準
レンタルと購入で迷った場合は、次の質問に答えてみてください。
今後1年以内に、船釣りへ3回以上行く予定があるか
「ない」「分からない」ならレンタルで十分です。
「行く予定がある」なら購入を検討します。
LTアジ以外の船釣りにも興味があるか
興味があるなら、汎用ライトゲームタックルを購入する価値があります。
レンタルタックルに不満を感じたか
重い、巻きにくい、左巻きがないなどの不満があれば、購入によって改善できます。
道具の手入れや保管ができるか
メンテナンスや保管が負担になるなら、継続してレンタルする選択も合理的です。
まとめ|初回はレンタルで体験し、続けると決めてから購入する
初めてのLTアジでは、船宿のレンタルタックルを利用するのがおすすめです。
レンタルなら初期費用を抑えられ、船宿の釣り方に合った道具を使えます。
まずはレンタルで、船釣りやLTアジが自分に合うかを確認しましょう。
一方、次のような状態になったら、購入を検討するタイミングです。
- もう一度LTアジへ行きたい
- 年に数回は船釣りへ行きそう
- レンタルタックルに不満を感じた
- 左巻きやカウンター付きリールを使いたい
- ほかのライトゲーム系船釣りにも挑戦したい
- 同じ道具を使って上達したい
単純な費用だけで考えると、レンタル料金が安い船宿では、購入費用を回収するまでに10回以上かかることがあります。
そのため、購入を「レンタル料の節約」だけで判断する必要はありません。
自分に合ったタックルを使う楽しさ、操作性、上達のしやすさ、ほかの釣りへの流用まで含めて考えることが重要です。
最も無駄が少ない進め方は、次のとおりです。
1回目はレンタルで体験する。
2回目はレンタルを使いながら、自分に必要な条件を確認する。
3回目以降も続けたいと思ったら、汎用性のあるロッドとリールを購入する。
最初から高価な道具をそろえなくても、LTアジは十分に楽しめます。
まずはレンタルで東京湾のアジ釣りを体験し、もっと続けたいと思ったときに、自分のタックルを選んでみてはいかがでしょうか。