9月の関東は、夏の釣り物と秋の釣り物が重なる、船釣りの選択肢が非常に多い時期です。
東京湾ではLTアジやタチウオ、シロギスが引き続き狙えます。さらに、カワハギが徐々にシーズンインし、相模湾ではアマダイやカツオ・キハダ、茨城沖では一つテンヤマダイなどが有力候補になります。
一方で、9月は上旬と下旬で状況が大きく変わりやすい月でもあります。
上旬は真夏のような暑さと高い水温が残り、カツオ・キハダやタチウオなどの夏魚が中心です。中旬以降になると、カワハギやアマダイといった秋を感じさせる釣り物が本格化していきます。
先に結論をまとめると、初めての船釣りにはLTアジまたはシロギスがおすすめです。
船釣りに少し慣れている人にはタチウオ、一つテンヤマダイ、アマダイが向いています。細かなアタリを掛ける釣りを楽しみたい中級者にはカワハギ、強烈な引きと一発の大物を求めるなら相模湾のカツオ・キハダが候補になります。
この記事で分かること
- 9月の関東で狙える代表的な船釣り
- 2023〜2025年の傾向から見た魚種選び
- 初心者におすすめの釣り物
- 中級者が楽しめるテクニカルな釣り物
- 東京湾、相模湾、外房、茨城沖の代表的な船宿
- 残暑、台風、急な天候変化への対策
9月に狙いたい関東の船釣り一覧
| 釣り物 | 主なエリア | 難易度 | 釣果の安定度 | おすすめする人 |
|---|---|---|---|---|
| LTアジ | 東京湾 | ★ | 高い | 初心者、親子、貸し竿利用者 |
| シロギス | 東京湾 | ★ | やや高い | 初心者、軽い道具で楽しみたい人 |
| タチウオ | 東京湾 | ★★〜★★★ | 中〜高 | 誘い方を工夫したい人 |
| カワハギ | 東京湾、相模湾 | ★★★ | 中程度 | アタリを掛ける釣りが好きな人 |
| アマダイ | 相模湾 | ★★〜★★★ | 中程度 | 底物五目や食味を重視する人 |
| 一つテンヤマダイ | 茨城沖、外房 | ★★★ | 中程度 | 底取りやライン操作に慣れた人 |
| カツオ・キハダ | 相模湾 | ★★★〜★★★★ | 変動が大きい | 中級者以上、大物を狙いたい人 |
難易度と安定度は、仕掛けの扱いやすさ、底取り、誘い方、釣果の変動幅、必要なタックルなどを基にした本記事独自の目安です。
2023〜2025年の傾向から見る9月の関東船釣り
9月は夏と秋の釣り物が重なる
9月の最大の特徴は、夏の魚がまだ残る一方で、秋の釣り物も始まることです。
東京湾では、LTアジ、シロギス、タチウオなど、夏から続く比較的安定した釣り物が中心になります。
相模湾では、カツオ・キハダが引き続き有力です。一方で、9月からアマダイ乗合船を開始する船宿もあり、海の中では徐々に秋の釣りへ移行していきます。
東京湾のカワハギも、8月下旬から9月にかけて乗合船が始まる船宿があります。ただし、9月前半は魚が広く散っていることが多く、11〜12月の最盛期とは違った探す釣りになる傾向があります。
東京湾のLTアジは9月も安定候補
LTアジは季節を問わず狙える東京湾の代表的な釣り物ですが、9月も初心者向けの有力候補です。
2024年9月には、羽田のかめだやで、初挑戦者が50匹を釣った事例が紹介されています。東京湾のシロギスやタチウオも同時期に好調な釣り物として取り上げられており、9月は湾内の選択肢が豊富な時期であることが分かります。
LTアジは船長が魚群を探し、指示されたタナを狙うため、初めてでも周囲と同じ動作を繰り返しながら覚えやすいのが利点です。
一方で、9月は水温が高く、魚が底から浮いたり、ポイントによってサイズが変わったりすることがあります。
釣果情報を見る際は匹数だけでなく、次の点も確認しましょう。
- 水深
- 指示ダナ
- アジの平均サイズ
- サバなどのゲストの多さ
- 半日船か一日船か
- ビシの号数
タチウオは秋も有力な安定株
東京湾のタチウオは、9月も非常に人気があります。
2025年9月中旬の川崎・つり幸では、走水沖の水深60〜70メートル前後を中心に狙い、中小型主体ながら1メートルを超える良型も交じりました。好調日にはトップ40〜50本以上となる状況も紹介されています。
9月のタチウオは、浅場中心だった夏から、走水沖などのやや深いポイントへ移行する場合があります。
深場ではオモリが重くなり、仕掛けの回収回数も増えるため、体力的な負担は夏の浅場より大きくなります。
また、同じ日でも反応の高さや有効な誘い方が変わるため、次のような調整が必要です。
- シャクリの速さを変える
- 誘いの幅を変える
- ステイの時間を変える
- ハリスの長さを変える
- エサをまっすぐ丁寧に付ける
単純に仕掛けを入れて待つのではなく、その日の正解を探すところにタチウオ釣りの面白さがあります。
カワハギは秋シーズンの入り口
9月は、東京湾のカワハギ釣りが徐々に始まる時期です。
シーズン初期は水温が高く、魚が広範囲に散っている可能性があります。そのため、船下だけを狙うより、軽くキャストして広く探る釣り方が有効になる場合があります。
東京湾の竹岡沖では、9月上旬に水深10メートル前後の浅場を狙う例があり、砂地や小さな根の周辺を探る釣りが紹介されています。
ただし、9月のカワハギは、肝が大きくなる晩秋の最盛期とは位置付けが異なります。
数や食味だけを求めるよりも、次のような楽しみ方に向いています。
- シーズン前半の浅場を広く探る
- エサを取られる感覚を覚える
- ハリやハリスの違いを試す
- 基本的な誘い方を練習する
- 秋本番に向けてタックルを調整する
相模湾はカツオからキハダへ比重が移ることもある
相模湾のカツオ・キハダは、9月も大物狙いの中心です。
2025年は8月中旬にカツオの食いが一時的に落ちたものの、その後は3〜4キロ級を中心に復調しました。さらに、8月下旬にはコマセ釣りでキハダの反応が増え、28.5キロを含む船中5本のキハダが取り込まれています。
9月は、カツオ主体の日、キハダ主体の日、両方を狙える日が混在します。
そのため、予約前には釣果の本数だけでなく、次の内容まで確認することが重要です。
- カツオ主体かキハダ主体か
- コマセ釣りかエビングか
- 使用するオモリ
- ハリスの号数と長さ
- レンタルタックルの対象魚
- カツオ用とキハダ用の仕掛けを両方用意するか
アマダイは9月から始まる秋の釣り物
相模湾では、9月からアマダイ乗合船を開始する船宿があります。
腰越港の孝太郎丸では、9月からアマダイ乗合をスタートし、腰越沖の水深70〜90メートル前後を狙った例が紹介されています。
アマダイは海底付近を狙う釣りですが、オモリを底へ置いたままにするのではなく、仕掛けを底から少し持ち上げてアタリを待ちます。
水深があり、細かな底取りが求められるため、完全な初心者より、LTアジやビシアジなどを経験した人に向いています。
初心者におすすめの9月の船釣り
1.LTアジ|9月も最も始めやすい船釣り

初めて船釣りをするなら、9月もLTアジが最有力です。
LTアジが初心者に向いている理由
浦安吉野屋では、アジ、シロギス、タチウオ、カワハギなど、東京湾のさまざまな釣り物を扱っています。羽田のかめだやも、LTアジの代表的な出船船宿です。
- 東京湾に多くの船宿がある
- 半日船やショート船を選びやすい
- 貸し竿を利用できる船宿が多い
- 基本動作を繰り返して覚えられる
- 群れに当たれば複数人が同時に釣れる
- 持ち帰って食べやすい
基本的な釣り方
- ビシを海底まで落とす
- 糸フケを取る
- 指示された高さまで仕掛けを上げる
- 竿を振ってコマセを出す
- アタリを待つ
- アタリが出たら一定速度で巻き上げる
最も重要なのは、船長が指示するタナを守ることです。
船長が「底から2メートル」と指示した場合は、着底後に正確に2メートル上げます。仕掛けを底に放置すると、アジの群れから外れたり、仕掛けが絡んだりする原因になります。
代表的な船宿
- 浦安吉野屋/千葉県浦安市
- かめだや/東京都大田区羽田
- つり幸/神奈川県川崎市
- 忠彦丸/神奈川県横浜市
- 第二泉水/東京都江戸川区
2.シロギス|浅場が続けば初心者にもおすすめ

東京湾のシロギスは、夏が最盛期とされることが多いものの、年によっては9月も数釣りを楽しめます。
2024年9月には、横浜本牧港から出船するシロギスが好況として紹介されています。
初心者に向いている理由
- 竿とリールが軽い
- アタリが比較的明確
- 浅場なら巻き上げが楽
- 仕掛けがシンプル
- 天ぷらなど料理しやすい
初めての場合は、2本バリより1本バリ仕掛けの方が扱いやすいでしょう。
2本バリは一度に複数匹を狙えますが、投入時や回収時に絡みやすくなります。最初は釣果数より、エサ付け、投入、底取り、巻き上げを正確に行うことを優先します。
注意点
9月後半になると、ポイントが深くなったり、出船日が減ったりする場合があります。
予約時には、現在もシロギス船が出ているか、半日船か一日船かを確認してください。
代表的な船宿
- 浦安吉野屋/千葉県浦安市
- つり幸/神奈川県川崎市
- 第二泉水/東京都江戸川区
- 長崎屋/神奈川県横浜市本牧
初心者卒業後におすすめの釣り物
3.タチウオ|9月は数と良型の両方に期待

タチウオは、船釣りを数回経験した人が次に挑戦する釣り物としておすすめです。
9月は夏の浅場から深場へ移動する可能性があり、電動リールが便利になる場面も増えます。
タチウオが面白い理由
- 誘い方によってアタリの数が変わる
- アタリから掛けるまで駆け引きがある
- 小型でも引きが強い
- 1メートルを超える良型が交じる
- テンビン、テンヤ、ジグで楽しめる
初挑戦では、テンビン仕掛けのエサ釣りが比較的入りやすいでしょう。
テンヤは明確なアタリを掛ける技術が必要です。ジギングでは、魚の反応が出ている水深を正確に通し続ける必要があります。
エサ付けが非常に重要
タチウオ釣りでは、エサが曲がっていると水中で回転し、食いが悪くなることがあります。
コノシロやサバの切り身は、ハリに沿ってまっすぐ付けます。
アタリがあるのに掛からない場合は、誘い方だけでなく、エサの位置や形も確認しましょう。
代表的な船宿
- つり幸/神奈川県川崎市
- 浦安吉野屋/千葉県浦安市
- 深川吉野屋/東京都江東区
- 弁天屋/神奈川県横浜市
- 小峯丸/千葉県千葉市
つり幸は川崎から東京湾のタチウオ、アジ、シロギスなどへ出船する代表的な船宿です。
中級者におすすめの9月の船釣り
4.カワハギ|エサ取り名人との知恵比べ

9月から本格的に始めたい中級者向けの釣り物がカワハギです。
カワハギは、ハリに付けたアサリを、釣り人に気付かれないように食べることで知られています。
仕掛けを上げたらエサだけがなくなっていることも珍しくありません。
中級者向けである理由
- 小さなアタリを見極める必要がある
- エサ付けの丁寧さが釣果を左右する
- ハリの形状やサイズを使い分ける
- 誘い方を頻繁に変える必要がある
- 魚が散っている場合は広く探る必要がある
9月の基本的な狙い方
シーズン初期は魚が広く散っていることがあります。
船下だけで反応がなければ、周囲の安全を確認したうえで軽くキャストし、海底を広く探ります。
着底後は、次のような動作を試します。
- 糸フケを取る
- 仕掛けを50センチから1メートル持ち上げる
- 竿先を細かく揺らす
- ゆっくり仕掛けを下げる
- オモリが底へ着いたら少し待つ
- エサの状態を頻繁に確認する
分からなくなったら、難しい釣法を試すより、仕掛けを揺らしながらゆっくり下げる基本動作へ戻りましょう。
代表的な船宿
- 浦安吉野屋/千葉県浦安市
- 山下丸/神奈川県横須賀市久比里
- 巳之助丸/神奈川県横須賀市久比里
- 丸十丸/神奈川県三浦市小網代
- 一俊丸/神奈川県茅ヶ崎市
5.アマダイ|秋の相模湾で始まる上品な底物釣り

アマダイは、9月から徐々に注目度が上がる相模湾の釣り物です。
白身で食味がよく、松笠揚げ、酒蒸し、塩焼き、昆布締めなど、さまざまな料理に向いています。
基本的な釣り方
アマダイは海底付近にいるため、まず正確に底を取ります。
着底後はオモリを海底から1メートル前後上げ、仕掛けを自然に漂わせます。
潮の速さや船の流れ方によって、仕掛けの位置は変わります。定期的に底を取り直し、仕掛けが高くなりすぎないようにします。
中級者向けである理由
- 水深70〜100メートル前後を狙うことがある
- 海底の変化を意識する必要がある
- 仕掛けの高さが釣果を左右する
- 潮が速いとオマツリしやすい
- アタリが小さいこともある
アマダイ釣りでは、レンコダイ、オニカサゴ、ホウボウ、イトヨリ、ムシガレイなど、多彩なゲストが交じることも魅力です。
代表的な船宿
- 孝太郎丸/神奈川県鎌倉市腰越港
- 邦丸/神奈川県大磯港
- 庄三郎丸/神奈川県平塚市
- まなぶ丸/神奈川県藤沢市片瀬港
- 平安丸/神奈川県小田原市早川港
孝太郎丸は腰越港から出船する船宿で、相模湾のアマダイ釣りの代表例として紹介されています。
6.一つテンヤマダイ|秋のマダイを軽い仕掛けで狙う

茨城沖や外房では、一つテンヤマダイが有力です。
一つテンヤは、オモリとハリが一体になったテンヤにエビを付け、海底付近のマダイを狙う釣りです。
仕掛けはシンプルですが、釣果を伸ばすには底取りとライン管理が欠かせません。
基本動作
- テンヤを海底まで落とす
- 着底を確認する
- 糸フケを取る
- 竿をゆっくり持ち上げる
- テンヤを自然に落とす
- 再び着底を確認する
マダイはフォール中に食ってくることが多いため、落としている途中のライン変化を見逃さないことが重要です。
中級者向けである理由
- 軽いテンヤでは着底が分かりにくい
- 潮に合わせて重さを変更する必要がある
- ラインの変化でアタリを判断する
- 根掛かりを避けながら底付近を狙う
- 大型が掛かった場合はドラグ調整が必要
日立会瀬港のことぶき丸は、一つテンヤマダイを中心に出船する専門船です。
代表的な船宿
- ことぶき丸/茨城県日立市会瀬港
- 弘漁丸/茨城県日立市日立久慈港
- 幸栄丸/茨城県鹿嶋市鹿島港
- 長福丸/千葉県いすみ市大原港
- 新幸丸/千葉県いすみ市大原港
7.カツオ・キハダ|9月も続く相模湾の大物シーズン

9月の相模湾では、カツオとキハダを引き続き狙えます。
ただし、初めての船釣りとして選ぶには負担が大きい釣りです。
カツオ釣りで必要なこと
- 船長の合図で素早く投入する
- 指示ダナを正確に守る
- 掛けた魚を短時間で寄せる
- 周囲と協力してオマツリを防ぐ
- 太い仕掛けを正しく扱う
カツオは掛かった直後に横へ走るため、ゆっくり時間をかけて巻くと、ほかの釣り人の仕掛けと絡むことがあります。
キハダはさらに高難易度
キハダは20〜30キロ以上になることもあり、カツオよりさらに強いタックルが必要です。
- 適切なドラグ設定
- 大型電動リールまたは強力な手巻きリール
- 太いハリス
- 長時間のファイトに耐える体力
- 船長や仲乗りとの連携
レンタルタックルを利用する場合でも、カツオ用なのかキハダ対応なのかを必ず確認してください。
代表的な船宿
- 平安丸/神奈川県小田原市早川港
- 愛正丸/神奈川県葉山町鐙摺港
- 庄三郎丸/神奈川県平塚市
- 坂口丸/神奈川県小田原市早川港
- 長三朗丸/神奈川県葉山町鐙摺港
目的別に選ぶ9月の釣り物

船釣りが初めて
LTアジがおすすめです。
仕掛けの投入、着底、タナ取り、アタリ、巻き上げという、船釣りの基本を一通り学べます。
親子や友人と気軽に楽しみたい
LTアジまたはシロギスがおすすめです。
船宿によっては半日船やショート船があるため、一日船より負担を抑えられます。
誘い方を考えながら釣りたい
タチウオが向いています。
同じ仕掛けでも、誘いの速さや幅、止める時間によってアタリが変わります。
細かなアタリを掛けたい
カワハギがおすすめです。
エサを取られるだけで終わることもありますが、試行錯誤して掛けた1匹には大きな達成感があります。
底物五目と食味を楽しみたい
アマダイが適しています。
本命以外にも多彩な魚が交じりやすく、クーラーボックスの中がにぎやかになることがあります。
ルアー感覚でマダイを狙いたい
一つテンヤマダイがおすすめです。
底取り、誘い、フォール、アタリの判断など、ゲーム性の高い釣りを楽しめます。
強烈な引きと大物を求めたい
カツオ・キハダが候補です。
ただし、体力、タックル、仕掛けの扱い、船上での連携が必要になります。
9月の前半と後半で釣り物を選ぶ

9月上旬
上旬は残暑が厳しく、海の中も夏の状態が残りやすい時期です。
おすすめ候補は次のとおりです。
- LTアジ
- シロギス
- タチウオ
- カツオ・キハダ
- 一つテンヤマダイ
暑さ対策は8月とほぼ同じ水準で考えましょう。
9月中旬
中旬になると、夏魚を狙いながら秋の釣り物も選べるようになります。
- LTアジ
- タチウオ
- カワハギ
- アマダイ
- 一つテンヤマダイ
- カツオ・キハダ
釣行先に迷ったら、東京湾ではタチウオ、相模湾ではアマダイまたはカツオ・キハダ、茨城沖では一つテンヤマダイを軸に考えるとよいでしょう。
9月下旬
下旬は、カワハギやアマダイなど、秋の釣り物がより選びやすくなります。
- LTアジ
- タチウオ
- カワハギ
- アマダイ
- 一つテンヤマダイ
ただし、近年は9月下旬でも気温が高い日があります。日付だけで秋装備へ切り替えず、当日の気温、風、雨を確認してください。
9月の船釣りで注意したいこと

残暑と熱中症
9月でも、日中は真夏のような暑さになることがあります。
特に船上では、海面からの照り返しを受けるため、気温以上に暑く感じる場合があります。
用意したいもの
- 十分な量の飲料
- スポーツドリンク
- 帽子
- 偏光グラス
- 日焼け止め
- 速乾性の長袖シャツ
- 冷却タオル
- 塩分補給用品
台風と秋雨前線
9月は台風や秋雨前線の影響を受けやすい時期です。
晴れ予報でも、沖ではうねりが残ることがあります。
台風が遠くにある場合でも、次のような影響が出ます。
- 大きなうねり
- 強い風
- 港内と沖の波高差
- 濁り
- 急なポイント変更
- 出船中止
出船するかどうかは、船長の判断に従ってください。
朝夕の気温差
9月後半は、早朝の港で肌寒く感じる日があります。
一方、日中は暑くなることもあります。
薄手のレインウェアやウインドブレーカーを持参し、脱ぎ着して調整できる服装にしましょう。
日没時間が早くなる
8月より日没が早くなるため、午後船や夕方便では帰港時に暗くなることがあります。
港内を歩く際に備え、小型のヘッドライトやライトを車やバッグに入れておくと安心です。
9月の船宿選びで確認したいこと
予約前には、次の項目を確認しましょう。
- 対象魚の出船日
- 集合時刻と出船時刻
- 料金
- 貸し竿の有無
- 仕掛けの販売
- オモリやビシの号数
- エサ代が料金に含まれるか
- 氷の有無
- 駐車場
- 電車利用時の送迎
- 初心者向けレクチャー
- 釣り方の混船可否
特にタチウオでは、テンビン、テンヤ、ジギングを同じ船で行えるかが船宿によって異なります。
カツオ・キハダでは、コマセとエビングの扱い、キハダ対応レンタルの有無も確認してください。
よくある質問
9月に初めて船釣りをするなら何がおすすめですか?
最もおすすめしやすいのはLTアジです。
軽い道具で楽しみたい場合はシロギスも候補ですが、9月後半は出船状況を確認する必要があります。
9月から始まる秋らしい釣り物は何ですか?
代表的なのはカワハギとアマダイです。
カワハギは9月から徐々に始まり、秋が深まるにつれて本格化します。アマダイも相模湾で9月頃から乗合船が始まる例があります。
カワハギは初心者でも釣れますか?
釣ること自体は可能ですが、LTアジやシロギスより難易度は高めです。
初回は船宿仕掛けを使用し、ハリや誘い方を複雑に考えすぎず、エサを頻繁に確認することを優先しましょう。
アマダイと一つテンヤマダイは何が違いますか?
アマダイはテンビンと吹き流し仕掛けで、海底付近にエサを漂わせて狙うのが一般的です。
一つテンヤマダイは、エビを付けたテンヤを上下させ、フォール中のアタリを掛ける釣りです。
同じ「マダイ」という名前が入りますが、対象魚、仕掛け、誘い方は異なります。
9月も暑さ対策は必要ですか?
必要です。
特に上旬から中旬は8月と同じような暑さになることがあります。飲料、帽子、日焼け止め、冷却用品を準備してください。
前日に釣れていれば当日も釣れますか?
必ずしも釣れるとは限りません。
カツオ・キハダのような回遊魚は、一日で群れの位置や活性が変わることがあります。
釣果情報は、直近1日だけでなく3〜7日程度を確認し、ポイント、水深、平均サイズ、釣り方の変化まで見ましょう。
まとめ|9月は夏と秋の釣りを同時に楽しめる
9月の関東は、夏の釣り物と秋の釣り物が重なる魅力的な時期です。
初心者には、東京湾のLTアジやシロギスが向いています。
船釣りに慣れてきた人には、誘い方によって釣果が変わるタチウオがおすすめです。
中級者は、カワハギ、アマダイ、一つテンヤマダイへ挑戦すると、よりゲーム性の高い船釣りを楽しめます。
大物を狙いたい場合は、相模湾のカツオ・キハダも9月の有力候補です。
ただし、9月は上旬と下旬で状況が変わります。
年間の釣り物カレンダーだけで判断せず、釣行前には必ず次の情報を確認しましょう。
- 直近3〜7日間の釣果
- 出船予定
- ポイントと水深
- 使用するオモリ
- 天気と風
- 台風とうねり
- 初心者向けサポート
- レンタルタックルの内容
自分の経験、体力、釣りたい魚に合った船を選び、夏から秋へ変わる9月の海を楽しんでください。
内部リンク
- 初めてのLTアジ持ち物リスト
- LTアジ完全ガイド
- 東京湾のタチウオ釣り入門
- カワハギ釣りの仕掛けとエサ付け
- 一つテンヤマダイ入門
- 船酔い対策
- 船釣りの服装
- 釣った魚の持ち帰り方
- 関東の船釣り年間カレンダー